原口純子イメージ画像

原口純子と言う女 プロフィールに代えて・・・

その女は、ギター1本抱えてやって来た
いつのころからか詩を作り、そして歌っているのだと
星を追いかけ、風を追いかけしているうちに
いつしか、あちこちから声がかかるようになっていた
北の国から南の島々、果ては海を渡って大陸までと
声さえかかれば、どんな場末であろうと手を合わせ
流れ流れの、歌うたいなのだ

女ひとりの旅ぐらし
色々とつらい思いや、悔しい思いもして来たろうに
そんな素振りは見せもせず
かと言って底抜けに明るいと言うわけでもなく・・・

6弦を鳴らせば、大吟醸が開けられ
5弦を鳴らせば、テキーラが開けられる
4弦が響けば、マティーニが作られ
3弦が響けば、シャンディ・ガフが作られる
2弦で歌えば、バーボンが注がれ
1弦で歌えば、ワインが注がれる

およそこの世の酒飲みたちは
旨い肴があれば、それを口実に酒を飲みたがる
そして、原口純子と言う女の歌は
ありとしあらゆる酒に、合うのです